Caerula

徒然に、気の向くまま

本採用。

新しい会社で勤務を開始し、半年が経過。

無事、Probation(試用期間)を通過し、契約更新となりました!

 

「半年も試用期間あるなんていいね」と、周りからは言われましたが、外資のprobationは「半年で成果をあげなければクビ」

そう、全然、よくないんです。

 

仕事は仕事で頑張っていましたが、プレッシャーはしっかりと抱えていたようで。

年が明けてからの忙しさがピークを迎えていた2月某日徹夜明けの朝、契約更新の連絡が来た時は徹夜の疲労が吹き飛んだのと、ホッとしたのと、嬉しいのとで…笑いながら泣いてしまいました。

この歳にして、新しい自分と出会った気分です(笑)

 

そんなこんなで、気持ちはヤキモキ、仕事はドタバタ、そんな中、独り暮らしの準備でグダグダだった2月。

ブログ、更新してない!

…見てみると書き途中の記事ばかり。ストレス発散に書いて、タイムアップした形跡が山ほどあるし。

今月は少し落ち着くので、まずはこの書き途中のものから仕上よう。

 

また、今月よりよろしくお願いします!

会社にこそピンヒールを履いて行こう - お題「愛用しているもの」

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人生最初のピンヒールにさようならをすることにしました。

修理して履き続けましたが継ぎ目の糸が切れはじめ。
「ここまで大切に履いたのだから、もうさようならしてあげてもいいですよ」
とシューリペアの職人さんが私に代わり引導を渡してくれました。

 

 

ピンヒールとの出会い 

女性が働くことの「壁」

5年前、私は鬱々としていました。

念願叶い異動した先は男性ばかり、私が最初の、そして唯一の女性総合職でした。部長が女性にこの仕事はさせないと言っているのは知っていたけれども、下積みをした先にある仕事がしたくて必死でした。終電は当たり前、月の半分以上はタクシー、始発で帰宅し、身支度整え3時間後にはオフィスにいたこともありました。

でも、その後異動してくる男性総合職は業務未経験であろうと無条件で顧客担当が付くのに、私はいつまでたっても部署全員の提案資料作成と補佐業務ばかり。

みかねた周囲が、私がクライアントを持たなくとも、責任を負った提案書はプレゼンできるように部長に進言してくれましたが、のらりくらりとかわされ。結局、私が外へ出ることはありませんでした。

そんなとき、部内別チームの数少ない尊敬しているボスが言ったんです。
「まだ、連れ出してもらえないのか。
 だったら、ピンヒール、履いてこい。俺が連れてってやる。

 

仕事にピンヒール? ありえない。

当時持っていた最も高い靴は6㎝、接地面は1.5×3㎝程度。どんな仕事でも下っ端は機動力が重要。大量の資料を持って走り、上司と同じスピードで歩き、時には先回りして何かをする。だから、細いピンヒールを履いて仕事なんてできないんです、本当は。
それに、私は女性というだけで目立ちました。身長も高い。声の通りが良く(あだ名は「アナ(ウンサー)」)何をせずとも目立つ。これ以上目立ちたくありませんでした。

 

「ハラスメントです!」…とは言えなかった

普通ならね、言います。
もっとも、互いの性格を理解しているからこその言葉。
普段なら冗談めかして返事をする私ですが、少しムカッとしました。

「なんでそんなこと言われなきゃいけないの」って。

ピンヒール履いてこい…え、命令形? 何様?
そんなの、貴方の女性の趣味でしょ? ふざけるなって。

それでも。

この機会を逃したら、コア業務をすることなく、異動するかもしれない。
靴一足で客先に行けるならと、人生初のピンヒールを2足購入しました。

翌週、私は初めて客先でプレゼンをし、その既成事実を利用し他の人たちも私を客先に出してくれるようになりました。 

 

あれから5年、私の仕事靴は9割以上が8㎝を超えるピンヒールにかわりました。
初めて履いた日、あんなにも心もとなかった細いヒール、僅か数センチで激変した視界に恐怖をおぼえたのに...今ではその靴で社内、街中、走り回っています。

 

ピンヒールを履いて変わったこと

ピンヒールを履いて、仕事のみならず人生が劇的に変わりました。
それは「心の在り方」が変化したから。
ピンヒールを履いてるとね、背筋をきちんと伸ばして堂々と歩かないと本当に格好悪いんです。足元見ながら歩くなんて論外。信号待ちしているときだって、電車に乗っているときだって。いつなんどきも、気を抜けません。
普通の靴以上に、なんだろう...緊張感が全然違う。
それがいい意味で自分に作用しました。

 

1. 女性であるということをナチュラルに受け入れられるようになった

入社直後は「経験が浅い」と言われます。それがあるタイミングから「女性のくせに」にかわります。その後、異動し「女だから」と言われるたび、男性を上回る成果をあげチャンスを掴まねばと必要以上に自分を追い込んでいました。
でも、結局自分の仕事は周囲が見てくれていました。部長とはこれ以上ない最悪の関係でしたが、周囲や他部署、クライアントはひとりの仕事人としての私を見てくれていたんです。ヒールを履いて外に出ることができたおかげで、そういったことが見えてきて、変な力を入れないで仕事に集中することができました。

2. 自己評価が適正基準に近くなった

最初の上司から「上昇志向が強い故に自己評価が低すぎる」と言われました。
仕事は携わるほどに「できること」より「できないこと」「うまくいかないこと」に直面し、高い評価なんてできないんです。
でも、ヒールを履きだしてから、自分の過小評価はやめて、パフォーマンス=実績はしっかり評価するよう、周囲にねじ込むようになりました。
背筋伸ばして生きた結果、今の自分をきちんとアピールしようと思ったのだと、個人的には思っています。

3. うまくいかなかったダイエットに成功した

私は万年ダイエッターでした。
前述のとおり、ピンヒールは自分を緊張状態に置くのにこれ以上ないアイテムで。
ダイエットに臨む姿勢が大きく変わったのだと思います。
時を同じく南米を旅行し、自分のビキニ姿に危機感を持ったとの説も有力ですが(笑)
それまで減ってもすぐに増えていた体重は半年で約10kg減り、今もその体型は維持しています。

 

様々なことが良い方向に変わり、結果として転職まで突き進んでしまいましたが、件のボスの暴言「ピンヒール履いて来い」は
「やるべきことやってるんだから、堂々としてろ。まっすぐ前向いて走れ」
という意味だったんだと、今の私は思っています。
ボスに言ったら「俺の好みだよ」と一蹴されます、間違いなく(笑)

 

男性しかいなかったところで働くのは想像以上にエネルギーが必要です。
心が折れることもよくあります。男性が想像できないだけで、その多くは実はとるに足らないことですが、そのことに気が付くまで無駄に傷つきもします。

だからこそ、そんな世界で生きていくことを決めた人にこそー
会社で、ピンヒールを、自分のために、己を見失わないために、
履いてほしいと思うのです。

 

お題「愛用しているもの」

2016年、サラメシ納め

今年最後の「サラメシ」は年越し「うどん」と決めていた。

昔、神田の藪蕎麦にそばを食べに行くという文化がある部署の人と12月30日に藪そばに行ったが、すさまじい人だったことがある。朝から並んでいたおかげで1回転目で入ることができたのだけれども、増える人を見ていたら、自分で食べに行くのは無理だと思った。

まぁ、そもそも、前の会社の同僚がいるかも知れないところにあえて行く気も起きなかったし、明日食べればいいかと思い。でも、気分は「和」で「麺」。

ときたらうどんでしょ!と。
好きなうどん屋さんを調べるも、どこも開いておらず...大手町からはちょっと遠いけれども、ずっと気になっていた東京・高田馬場 讃岐うどん 蔵之介に行こうと思ってた。

が。ボスが時間になっても戻らず。

あきらめて、ボスに「ランチ行ってきます」とメールを打ったところで戻ってきたボスにつかまり。

 

そうこうしているうちに...

 

...私の今年最後のサラメシが売り切れに。
うん、よくある、よくあるよね、こういうこと。

他に食べたいものも見つからず、結局、今日はコーヒーランチ。

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スターバックスザッハトルテがびっくりするほど上品な甘さで、空腹に入れても気持ち悪くならず、美味。
実は転職してから、急激に増えたコーヒーランチ。
今年を象徴するランチの景色という意味ではちょうどよかったのかもしれない。

今のところ、明日は出社予定なし。
さぁ、そろそろ締めくくれるように、片づけモード、はいっちゃおう!

喫茶店でランチタイムを 楡・大手町

1週間に1回は喫茶店ランチをする私が気が付けば3週間くらい遠ざかっていた。 

そして、喫茶店シリーズを書きたいと言ってからも、だいぶ時間が過ぎている。

そんなわけで、今日は大手町の喫茶店「楡」でちょっと遅めのランチタイム。

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手帳選びの楽しみを (3) ほぼ日手帳 / 1st season

金融では手帳と仕事用のノートを徹底的に分けている人が珍しくない。

手帳に書いてある予定はまるで暗号で、クライアントから聞いてきたことはすべてノートというケース。異動や転職時に情報漏洩を疑われないために手帳を買い替えてしまうくらいなので、ならば、仕事関連は完全に分けたいという人はこちら。

 

私の最初の仕事は、ノートが必要になるほど、何かを書き留めなくてはいけないことが多くなかったけれども、仕事が増えるにつれ、ミーティングするにもクライアントのところに行くのにもノートが手放せなくなってきた。

最初のうちは、一句一言逃さずメモをしていたのが、だんだんと簡易になってきて、毎日走り書きのページが数ページ。もちろん、いつ何をしたということは書き留めていたけれども、いつ、どのようなミーテイングをしたか、どんなことを考えていたのかー思い出したりするのにノートはあまり適当な形式とは言えず。

そんな時に出会ったのが「ほぼ日手帳」だった。

 

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晩秋、夕暮れの鎌倉を往く - 長谷寺特別拝観

f:id:caerula_ventus:20161211231516j:plain今日は朝から東京へ行く予定が、家族の都合で潰れてしまい。家のことをすべて片付け日が傾き始めた午後、喫茶店でゆっくりしようと外出。

鎌倉駅を過ぎたところで、西の空に心惹かれる雲が見え、思わず方向転換。

 

すべての道は海へ

鎌倉という街は、どこをどう歩いても、最後には海と出会うようにできている。突然海に出るときもあるし、山道を歩いていても予想もしないところから海が見えたり。
雲を追いかけて歩いていたら、普段気が付かなかった小さな社に遭遇。登ってみたら、いつもより5メートル高いところから、見たことのない街の景色に出会い、嬉しくなったりする。

 

普段、東京にいると鎌倉の空は広いなと思う。
広い空があって、海があって。波打ち際を歩いていると、波に映り込む空がひどく魅力的に、そして美しく見える。

写真の場所は長谷の近く、時計を見たら日没まで30分ほどの16時ー
行き先は決まった。

 

空気が澄んできたら夕暮れの海へ行こう

秋から早春にかけて、真っ青な空が広がる日に鎌倉観光のお薦めスポットを尋ねられたら、迷わずお薦めするのが夕暮れ時の稲村ケ崎だ。

長谷から稲村ケ崎にかけては緩やかな坂が続いていて、その坂を上りきると、突如として大きな富士山が現れる。わかっていても、その都度、違う表情の富士山に魅せられる。

なので、疲れていなければ...いや、ちょっとくらい疲れていても長谷方面から徒歩で海側を歩いて行ってもらいたい(現在、工事のため海側を歩き続けることは不可能だが)。
長谷から稲村ケ崎まで海を見ながらゆっくりと歩く20分ばかりの時間は、なかなかに得難い時間だと思っている。

今日の空は真っ青、空気も澄み切っており期待していったが、今日は残念ながら富士山には出会えず。その稜線がわずかに見えるばかりだった。

 

一期一会の空 

稲村ケ崎を上りきったところでたなびく雲が太陽を遮っているのが見えた。

秋の日は釣瓶落とし
雲の下に陽がのぞき、海に光の道ができるー

 

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伊豆半島に日が沈むとー

 

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海から光の道が消えて

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そして、静寂。
長谷を出発して30分余り、「今日」という日が、一度、終わった。

 

晩秋の鎌倉「アンコール」 - 長谷寺特別拝観

鎌倉の夜は早い。
秋が深まるほどに、冬が近づくほどに、観光地から人が引く時間は早くなる。
そんな中、11月最終週から2週間行われる長谷寺のライトアップは晩秋の鎌倉を楽しめる最後のイベントだ。

今年は寒気の影響で、早く落葉が進んだため「皆様のご期待に沿う紅葉ライトアップをお見せできない(長谷寺談)」とのことで自由拝観(無料)に。

 

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庭が燃えるような紅葉は見られなかったものの、美しい紅葉はそこかしこに

 

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黄色がまぶしいものも

 

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仏像を彩るものもー

 

今年の特別拝観は今日12月11日が最終日。
さぁ、鎌倉に冬がやってきます。

 

お題「紅葉2016」

New York, New York

お題「今年、買ってよかった物」、ふたつのうち、どちらを書こうか悩んでる。結局両方とも書きたいから、没になったのは「番外編」にするのだろうけど。

(ちなみに、まったくもってVISAもデビットカードも関係ない文章なのは公然の秘密)

 

でも、書き始めて気が付いた。
これは私の「ニューヨーク」という街に対する思い入れを、先に語っておかないと、とんでもないことになるなと。

いや、実はすでに書き始めて、とんでもないことになっているのだけれども...
短く簡潔にしようとすると、意図や意味が伝わらないし。
でも、仕事以外で自分自身が書きたいものに思いをはせてPCに向かうことを長らくしていなかったので、結構楽しかったりする。

 

Blogはリアルタイムで文章を書かなくてはいけないとどこかで思っていたけれど、別に、そんなこともないのかな。
ニューヨークの話を始めたら、私は多分、止まらない。
そう考えると、私が一番書きたいことは海外、特にニューヨーク・マンハッタンのことなのかもしれない。


さぁ、シリーズ昇格なるか。とりあえず、ぽろぽろ書いてみよう。