Caerula

徒然に、気の向くまま

晩秋、夕暮れの鎌倉を往く - 長谷寺特別拝観

f:id:caerula_ventus:20161211231516j:plain今日は朝から東京へ行く予定が、家族の都合で潰れてしまい。家のことをすべて片付け日が傾き始めた午後、喫茶店でゆっくりしようと外出。

鎌倉駅を過ぎたところで、西の空に心惹かれる雲が見え、思わず方向転換。

 

すべての道は海へ

鎌倉という街は、どこをどう歩いても、最後には海と出会うようにできている。突然海に出るときもあるし、山道を歩いていても予想もしないところから海が見えたり。
雲を追いかけて歩いていたら、普段気が付かなかった小さな社に遭遇。登ってみたら、いつもより5メートル高いところから、見たことのない街の景色に出会い、嬉しくなったりする。

 

普段、東京にいると鎌倉の空は広いなと思う。
広い空があって、海があって。波打ち際を歩いていると、波に映り込む空がひどく魅力的に、そして美しく見える。

写真の場所は長谷の近く、時計を見たら日没まで30分ほどの16時ー
行き先は決まった。

 

空気が澄んできたら夕暮れの海へ行こう

秋から早春にかけて、真っ青な空が広がる日に鎌倉観光のお薦めスポットを尋ねられたら、迷わずお薦めするのが夕暮れ時の稲村ケ崎だ。

長谷から稲村ケ崎にかけては緩やかな坂が続いていて、その坂を上りきると、突如として大きな富士山が現れる。わかっていても、その都度、違う表情の富士山に魅せられる。

なので、疲れていなければ...いや、ちょっとくらい疲れていても長谷方面から徒歩で海側を歩いて行ってもらいたい(現在、工事のため海側を歩き続けることは不可能だが)。
長谷から稲村ケ崎まで海を見ながらゆっくりと歩く20分ばかりの時間は、なかなかに得難い時間だと思っている。

今日の空は真っ青、空気も澄み切っており期待していったが、今日は残念ながら富士山には出会えず。その稜線がわずかに見えるばかりだった。

 

一期一会の空 

稲村ケ崎を上りきったところでたなびく雲が太陽を遮っているのが見えた。

秋の日は釣瓶落とし
雲の下に陽がのぞき、海に光の道ができるー

 

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伊豆半島に日が沈むとー

 

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海から光の道が消えて

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そして、静寂。
長谷を出発して30分余り、「今日」という日が、一度、終わった。

 

晩秋の鎌倉「アンコール」 - 長谷寺特別拝観

鎌倉の夜は早い。
秋が深まるほどに、冬が近づくほどに、観光地から人が引く時間は早くなる。
そんな中、11月最終週から2週間行われる長谷寺のライトアップは晩秋の鎌倉を楽しめる最後のイベントだ。

今年は寒気の影響で、早く落葉が進んだため「皆様のご期待に沿う紅葉ライトアップをお見せできない(長谷寺談)」とのことで自由拝観(無料)に。

 

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庭が燃えるような紅葉は見られなかったものの、美しい紅葉はそこかしこに

 

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黄色がまぶしいものも

 

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仏像を彩るものもー

 

今年の特別拝観は今日12月11日が最終日。
さぁ、鎌倉に冬がやってきます。

 

お題「紅葉2016」